汝の名は、おかん!
汝の名は、おかん!!
先日友人に、「おかんってどうしてあんなに非論理的なんだろう」・・と愚痴ったら「それは、おかんだから!」と返された。
そう。おかんだから。
おかんとは非論理的で支離滅裂な生物なのだ。
昨夜別の友人から電話があった。「おかんってどうしてあんなに理不尽なんだろう」と。
私はもちろん、返した。
「それは、おかんだから!」
おかんとは理不尽な生物なのだ。
ちなみにどこら辺が、と思うだろうが、
日々の言動が。
おかんは、息をするように、非論理的で、理不尽で、支離滅裂なのだ。
たとえば
「二人(一人だと)だと、ご飯が余って仕方がないの、食べててくれん・・」
と言われ、ちょっと無理して片付けたら(腹へ)、
「まあ、あんた!そんなに食べてどうするん!?」
と家の裏に毛虫がおった、くらいの勢いで、責め出す。
・・・あんた、数分前に片付ける為に食べろとゆうたやないけ・・・。
ということを、日常茶飯事で起こす。
そもそもおかんは権威に弱い。
「先生がこういったから!」
「NHKがああいったから!」
「新聞がこういったから!」
が意見の指針になる。
ちなみに、「先生」とは決して政治家のことではない。
「その道の権威」のこと。
「〇〇の専門家」が大好き。
うん。まあ、その道の専門家の言葉は重みがあるけどさ。
ちなみに。
その大好きな専門家の言ったことですら、すぐに忘れ、他の専門家の言葉で上書きされることもある。
とつぜん。
数日前と真逆のこと をあたかも自分の意見のように言い出す。
前の意見は上書きされているので、もちろんおかんの中では抹消され、残っていない。
ある意味、ハムスターのようだ。
(ハムスターって餌食べている最中におどかすと、餌をポロリと落とし、餌を食べていたことを忘れて別のことを始める)
何の前触れもなく、唐突にパニックになる。
巨大地震に備えてシェルター作る!
とか訳わからんことを唐突に言い出す。
私はこれを
間欠泉、と名付けた。
そう、世のおかんは間欠泉、なのだ。
唐突に熱湯と冷水を交互に吹き出す。
これをタライでよけて知らんぷりしようものなら、
今度は噴火する。
被害甚大。
そんなわけで、タライとミノガサを駆使しつつ、
やけどしない程度に浴びる、のが良い。
そういや、昔、亭主元気で留守がいい、ってCMがあった。
あれも真理だが、
これも、真理。
おかん、遠くで元気がいい。