ナニワあきんど1年生。

立派なナニワあきんどへのへぼへぼ道。

あきんど、旅に出る。すぐそこ。

お友達から「今日ひまー?」と連絡がきた。

暇だが、ひまじゃない。


 今日のあきんどにはノビー(_ _).。o○(´-`).。oO・・・とする、という重大な任務がある。


たとえヤリが降ろうと「この藤吉郎、決して殿のおそばを離れませぬー!」という勢いでストーブとソファにへばりつき、この任務を遂行せねばならぬ。

そんな任務遂行中の我にどこへ行けと??


「電車の旅」とか「もみじの天ぷら」とか言われても、そんな誘惑に負けはせぬ。

てか、「もみじの天ぷら」って、心惹かれんフレーズやな。

うまいんか、それ??

 

だいたい、目的地

箕面

って、どこやねん。読めんし。

 

ノビー(´-`).。oOと任務遂行しつつ、Google先生に問い合わせ。


おお、滝があるでござる。

窓を開ける。意外とぬくいでござる。

 

致し方なし。


ノビー(_ _).。o○の任務を滝のそばに変えるでござる。

 


 藤吉郎、臨機応変が信条でござる。

 

 

なんと、ええトコやん。人がおらんし。

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 滝に虹が出てるやーん。

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箕面(みのお)。

 観光地がこんなに閑散としててここの者共の暮らしは大丈夫か、と不安になる。

どうやらもみじの時期には芋洗いのような混雑らしいが、それ以外の時期はこんなものらしい。

 

俳句の季語「山眠る」を思い出す静けさでなかなか良い。

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 珈琲やの片隅で箱に入れられたぬいぐるみが異土のかたいのようでいっそう憐れを誘う。

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そんな中、異彩を放つカレー屋さん。


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 朝挽きカレーってなんやねん。


・・・驚きの美味しさでございました。

 眠っている山も目覚めるスパイシーな香りとコク。
複雑な香りのコラボレーション。
おお、これぞ、まさしく、香りのハーモニー!!!!とか神の雫あたりで、言っていそうな、お味。

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付け合わせのチャッツネっぽいものも、美味しい。


このために再びこの地を訪れても良い、というお味。

 

 

梅田から25分。
こんなところに、こんなものが。


 大阪、なかなか奥深し。