ナニワあきんど1年生。

立派なナニワあきんどへのへぼへぼ道。

あきんど、風呂の中で、理不尽を思ふ。

あきんど、一人暮らし。

 

風呂と、トイレに「非常ボタン」がついている。

押すと

 

「お風呂に来てください!!」

とか

 

「トイレに来てください!!」

と大声で機械音がわめき始める。

 

あきんど、一人暮らし。

部屋は、ワンルーム

 

誰に来いちゅうとんねん。

誰か来たらびっくりなんやけど。

このワンルームは、複数人で住むようなのか。

 

トイレのボタンはまだ、いい。

問題は、風呂のボタン。

 

なぜ、こんな、押しやすいところにあるんだ!?!?

浴槽の縁の洗い場よりで、つまり、髪を洗っている最中とかに不意に当たってしまう場所にあるのだ。

押すと、

「お風呂に来てください!!」

という悲痛な叫びが始まる。

 

風呂におるっちゅうねん。

 

悲しいかな、解除ボタンはリビング(ワンルームでもリビングっていうんかいな)にある。

お風呂で素っ裸で頭があわあわ状態の主以外この家には誰もおらん。

あきんどが頭アワアワのまま、解除ボタンを押しに行くしかないのだ。

素っ裸で。

 

なんでやねん。

 

いや、たしかに、押しやすいところにないと、非常ボタンの意味はない。

でも非常ではない(反意語は通常?)時に当たるところにあったら敵わんのやけど。

 

この機能、ワンルームに着ける必要あったんか?