ナニワあきんど1年生。

立派なナニワあきんどへのへぼへぼ道。

あきんど、旅に出る。行くシカない。奈良。

奈良、都としては京都より歴史がございます。

にもかかわらず、お高くとまった雰囲気はなく、のほほーん、という空気が漂います。

 

それはお土産を見ても言えます。

「鹿のフン」

というチョコレートや

「ならシカない」

のダジャレシリーズなど、

古都のプライドなど、カケラもありませぬ。

 

今時、中途半端な歴史しかないような街のお土産モノやでしか見かけないサムイダジャレ菓子が春日さんのお膝元にズラリと勢揃いでございます。

奈良漬けとともに。

 

この清濁合わせ飲む度量!

まさに、古都。

 

まずは猿沢の池へ。

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鷹をもつおっちゃんがいました。

猛禽類らぶ、なので、すかさず写真をお願いします。

おっちゃん、慣れたもので、国宝五重の塔をバックに撮らせてくれます。

ちなみに、すぐ下でフクロウカフェをやってらっしゃるのだとか。

 

興福寺を見たあと、大仏様へご挨拶。

入り口に記念撮影自撮らーがたむろしてて入りにくいですが、中はわりかし空いてます。

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大仏様、相変わらずの大きさでございます。

 

途中でシンドさに嘆きつつ、そのまま春日大社詣。

なぜかフランス語があちこちで飛び交い、おそらくちょうど団体様とバッティング。

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多国籍の言語が飛び交い、ざわめいているのに、春日さんはあくまでも、どーん、と大らかで、のほほーんと懐深い感じがあります。

地場の持つ力なのか、広いおかげなのか。

 

何にしろ、落ち着きます。

 

ところで、皆様、ご存知でした?

よく聞く抹茶で有名な「宇治」の山の裏側は奈良だと。

もちろん、そちらも、お茶の産地。

ところが、商売下手で自立ブランド化できず、宇治に卸した方が高く買ってもらえてた、という切ない話を。

大間のマグロ、みたいですね。

 

奈良もようやく重い腰をあげ、ブランドに力を入れ始めました。

その名も「大和茶」。

色々あったお茶名を統一しました。

大和茶として全国認知を図ります。

宇治抹茶ソフトがあるんだから、大和茶ソフトも作ります!

 

・・・・

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・・・

 

・・・なんか、茶色・・・

色が抹茶っぽくない・・・。

さすが、奈良。見てくれより中身で勝負か? 

 

お味は大変ようございました。