ナニワあきんど1年生。

立派なナニワあきんどへのへぼへぼ道。

妄想劇場5 妄想は突然降りてくる。 

あきんど、若干、若干。妄想癖がある、と思う。
若干。
 
突然、イミフに何か降ってくる。
 
これはその一つ。
 
 
 

軍隊設定。
敵との交渉。

 


相手の言い分を飲む代わりの要求は何かと聞かれ。
「てめえに望むことなんかあるか!」と言おうとしたところを仲間に止められる。

足踏まれた。

いてえな、てめえ!と言おうとしたところをかぶせるように、踏んだ奴が話し出した。

踏んだ奴は仲間。


仲間が応える。
「〇〇を用意してもらおう。あと、××も」


敵方が不敵に笑う。


「なかなか欲張るな。欲をかかないほうが身のためだぞ」
「じゃああんたの要求を飲まないだけだよ。どうせ俺たちがあんたたちの望みを叶えないんならあんたは終わりだ。分はこっちにあると思うけど」
仲間、爽やかに笑う。


こいつも悪党だ。


交渉が終わったあとで
「あんなやつからもらってどうすんだよ」
「相変わらず熱いなあ。誰からもらっても〇は〇。そんなところで意地張ってちゃ先に進めないって。それにああいう輩は同じかそれ以上に欲深いやつしか信用しないって。価値観の違うやつがいるなんて思いもしないから」
「お前も悪党かよ」


仲間が真面目に見る。


「そうだよ、俺も悪党だよ。ああいう輩の気持ちがよくわかる。時々引きずられそうになるくらいに。お前が俺の方向を決めてるだけかもな。俺があっちの染まりそうになったら止めてくれるか」
「アホか!んなわけあるか!てか、抜けられてたまるか、一生引きずった連れてくわ!」
「あはは。覚えておくよ」

エンドロール


「俺はもうここにはいられない。だいぶ手も汚しちゃったし、いないほうがいいと思うんだ」
「あほか!」

殴る。


「これから俺一人で苦労しろってか!お前もやるんだよ!お前の手が汚れたんじゃない!やらせた俺の手が汚れたんだ!だいたい汚れたくらいでなんだってんだ!洗やいいだけだ。引きずってでも連れてくっていっただろ!」


なかま、泣き笑い。


「あはは。覚えてたんだ」

 

 妄想の世界観、この辺だよな、たぶん。

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