ナニワあきんど1年生。

立派なナニワあきんどへのへぼへぼ道。

ねーちゃんは、がんサバイバー。ねーちゃんと帽子。

ねーちゃんは、がんサバイバー。

正確には、ワーキングサバイバー。

 

まさか会う人すべてに、

「ガンなんです」とは言えない。

 

特に、会社の人すべてに言うのは、シンドイ。

 

それでなくても治療でシンドイのに、気を遣う周りにかえって気遣いせねばならず、いたたまれない。

どうしても迷惑をかけることになるチームの人には話さざるを得ないとしても、それ以外の人はできれば知らない、気づかないままいてほしい。

 

が、がんサバイブには、気づかれやすい原因がある。

 

それが、

「髪」。

 

抗がん剤治療と共に、ものすごい勢いで抜ける。

ダメージを受けるのは毛根だけではない。皮膚もダメージを受ける。

弱った皮膚には、難しい繊維が多い。

 

もちろん、精巧なウィッグを作った。結構なお値段を払って。

 

でも。

人って、そんな四六時中、あんなもん被ってられない。

 

休みの日にちょっとコンビニ、ちょっとゴミ捨て。

ちょっと、ちょっと、ちょっと。

ちょっと、は日常生活にたくさんある。

 

だから、必要。帽子。

 

しかも、肌にやさしい、ニット帽。

でも。

ニット帽子って、ラッパーやらボーダーしかかぶっているイメージない。

現に、あきんども、スキー以外でかぶったことない。

ねーちゃんに、山のように帽子を送った。肌に優しい物、被って違和感ないもの。

結局、ねーちゃんが一番かぶった帽子はこれ。

 

 

 一番、気軽。って理由で。

正直、デザイン、イケてない。

かなり、ダサい。

でも

「楽」

が重要だったので。

 

この手のウィッグや帽子作る人は、自分が四六時中被らねばならぬ立場に立ってみればいい。

少しでも楽したい、って思うから。

じゃないと、続けられないから。

 

ぜったい、ラクチン帽子をあきんどが作ったる!

 

 

 

 

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