部下は育休復帰者!
あきんどの部下は育休復帰者。
2人いて、2人とも。
同時期に妊娠し、同時期に出産。同時期に復帰。
同時に時短勤務。
正直、恐ろしく、仕事ができぬ。
もともとできぬのか、産休育休ですべてリセットしたのか知らんが、恐ろしいほど、何も知らん。
あきんどが彼女たちに名付けた名は「ひよこ」。
あきんど、部下はひよこ2羽。
ひよこにはそれぞれ子がいる。
ひよこ① → 男の子
ひよこ② → 女の子
なるほど女の子の方が育てやすい、というのは真実だ。
男の子を持つひよこ①はよく休む。
やれ熱を出した。やれ吐いた。治ったと思ったらひよこ①に移った。
大変。
当たり前だが、締め切りのある仕事を任せられない。
おそらくひよこ①の焦りが伝わるのだろう。
締め日前後に必ず具合が悪くなる。
おかげで、大事な仕事をいつまでも教えられない。
ひよこ②、本人ものほほんとしているせいか、赤子も、のほほん。
めったに具合が悪くならない。
仕方ないので、ひよこ②にばかり仕事を教える。
ひよこ①、すねる。
あきんど、困る。
ひよこ①、自分でも八つ当たりだと分かっているらしく、泣く。
あきんど、困る。
仕事にならん。
たまたまあきんど、この分野での能力がかなり高く、部下がいなくても、ひよこに教えながらでもどうにか業務に支障をきたさずいられたが、これ、普通の上司だったら、かなり忍耐力を鍛えられる。
まさに、育児。
しかも、給料払っている分、なお腹が立つ、ってやつだと思う。
マタハラだ!とか女の敵は女だ!とかいうけど、それっておそらく
「気を遣ってくれて当然」
と
「こんなに気を遣っているのに何なの!」
のぶつかり合いなんだと思う。
女だからこそ、分かってくれて、当然、的な気持ちをお互い抱えているんだと思う。
終わりが見えない苦労はさすがに心が折れるが、育休復帰者を育てるのも育児みたいなもんだと思えば、がんばれる。
お互い、気遣いあって、励まし合って少しづつでも前に進めばいいなと思う。
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