あきんど、病気になった。・・・かもしれない7
あきんど、病気になった!・・・かもしれません。
肺に影が!
と病院から電話があってから右往左往。
先日は
PET検査を受けた。
「内部被ばく」
というものものしい話を聞き、戦々恐々で薬と注入してから40分安静。
悲鳴を上げる膀胱に値を上げナースコールを押す。
と、トイレ。
トイレに行かせて~~~!!!
そんな苦行(笑)を越え、ようやく、PET検査室に呼ばれる。
あ、なんだ。
CT?
あきれるほど、何にも分かってなかった。
正確には
「PETCT検査」
CT検査機の先にPET検査機を接続してある。
列車の連結みたいな形。
CTって、ドーム型のサウナみたいな機械の入り口にスケルトン部分があってそこを円を描くようにカメラがくるくる回っているが、PETは20センチ幅の白い帯状だった。
中から眼球を動かせる範囲にレンズ部分は見えない。
CT検査では
「はい、息をすって~。とめて!しばらく我慢!」
とか言われて撮影するけど。
PETは息は普通でいい。
その代わり、体中、がっちり固定される。
ヘッドギアみたいなのつけられて、頭が動かせなくされたのには驚いた。
身体もバンドでがっちり固定。
なるほど、
道理で
「せまいところ、大丈夫ですか!?」
と何度も確認があるはずだ。
身体中がっちり固定されて、まったく動けない中でドーム状のサウナ器みたいなものに入れられて、20分間撮影し続ける。
こんな時に限って、鼻とか痒い。
がまん、がまん。
息を普通にしていい、って言われるけど、
もう
「普通の息の仕方」
が分からない。
なんだか、息苦しい。
あ、でもお腹の当り撮影しているっぽい、とか余計な配慮をして息を止める。
苦しい。
気疲れの20分だった。
ついでに撮影の最中にまたトイレ行きたくなる。
頭はトイレでいっぱい。
トイレトイレトイレトイレ~~~~!!
脳みそフル回転。
ようやく20分の撮影終了。
済んだからまた40分安静にして、再び20分撮影。
寒くて暗い「安静室」に入れられる。
でも、これが「安置室」と何度も読めてしまう。
※安置室とは病院とかにあるご遺体を置く部屋のこと。
一日でこれほどドキドキする日がかつてあっただろうか・・・
ジェットコースターのような1日だった。
この後60分後にようやく病院から開放。
地上に出たときには夕日が輝いて見えた。
つづく。