あきんど、病気になった。・・・かもしれない13
あきんど、病気になった!・・・かもしれません。
肺に影が!
と病院から電話があってから右往左往。
手術前にはアレコレ検査が必要。
大きな病院なので、
次はこっち、その次はあっち、と階をまたいで行ったり来たりさせられる。
この日は
採血と
心電図と
肺活量。
しかし病院ってのは沢山血を採るね。
こないだいっぱい採ったやん!
まだいるんか!
と言いたいが、違う検査に使うらしい。
手術前に感染症とかにかかってないか調べる必要があるとのこと。
前回一緒にやっといてよ、
という気分になるけど、その時には必要ない検査かもしれず、そうもいかんらしい。
次のステップに回りそうな人の余った血を次の診断で今後の方針が確定するまで保管しておくシステムとかにしてくれればいいのに。
↑
こんなビジネス立ち上げるか?
題して
「保管血」。
あきんどは看護師さんから
「まあ、良い血管ね!」
と褒められるくらい静脈のよく出た採血しやすい血管だが(看護師さんも採血し辛い血管は困るみたい)
そうでなく注射針が血管に入りにくい人は採血自体が苦痛だし。
あきんどは貧血なので、血をジャンジャカ盗られるのは切ない。
「保管血」~あなたの血をちょっと採り置~
ホントにやろうかな。
さて。
心電図&肺活量。
検査技師?のおっちゃんが、かなりかなり変な人で、笑いが止まらずなかなか検査OKが出なかった。
あきんど、
くすぐったがり。
心電図を図るための胸の周りにつける吸盤の計測機がくすぐったくて仕方ない。
もう、
ウケケケケケケケケケ・・・
と笑いは止まらない。
やれやれやっと止まった、と思ったら
このおっちゃんが
「はい、リラーックス、リラーックス! 頭をまーしろに!!」
と大仰にアクション付きでいうものだから堪らない。
止めようにも一度笑い出したらなかなか止まらない。
「乱れてますねえ」
って、おっちゃんのせいや!
淡々としててくれたら止まるから、
頼むから黙ってて。
浅い呼吸でどうにか心電図を終え、次は肺活量。
もうすでに笑った後。
このおっちゃん、絶対、笑わそうとしてやってると思う。
肺活量って、鼻を洗濯バサミみたいなもので摘んで、パイプ咥えて口からひたすら吐く、っていうのをやるんだけど、最初は意味がよくわからない。
多分、一気に瞬発的に吐ききって、その後どこまで続くかみる、なのかな。
あのおっちゃん以外の説明を聞いてからやりたかったわ。
パイプ咥えたら
「はい、リラーックス。まず、吐いて〜、吸って〜、リラーックス~」
っていうまったくリラーックスできない掛け声をかけられ、いきなり。
「はい、そこ!一気に吐いて、一気に吐いて!!!もっともっともっとー!!!!そこでもう一息!!!」
って大仰にアクション付きで言われてみんな耐えられるもんなの。
あきんどはブハッ!と笑い出し、どうにもならなかった。
しかも、笑ったら、おっちゃんさも哀しそうに、あーあ・・・。
っておっちゃんがうるさいからや!!!
3回やられてついに言った。
すみません。
黙っててください!!!!
もう自分で測ってやるから静かにしてろ、と。
それでも
「はい!今!」
とか余計な掛け声を入れてたけど、どうにか上手くいった。
ホントに無駄な体力使ったわ。
検査って体力勝負なのか。
笑いすぎて、肺が痛い。