あきんど、たまには賢そうなこともいう。おだまきについて
道の駅で「おだまき」という花を見つけた。
「おだまき」と聞いたら思い出すのは
静御前。
しづやしづ しづ(賤)のおだまき繰り返し
昔を今になすよしもがな
・・・
いくつもの意味が重なるのが歌なので、表面の「義経様に静(しず)と呼ばれていた頃に戻りたい」という意味だけではなく、頼朝に対する嫌味も含くみ、懐かしく恋しい、だけでは済まない歌。
詳細はちょっと歴史の中の「賤の小田巻」で検索すると出てくる。
伊勢物語や古今集の歌がもとになっている、と書いてあって面白い。
(この解釈が真実とは限らないけど)。
こういうことを知ると、もっと勉強すればよかったな~とほんとに思う。
学校の先生はもっとこういうベースや流れを教えた方が良い。
文学も歴史も、もしかしたら経済や物理だって、ぶつ切り教育に意味はないような気がする。←勉強しなかったことを人のせいにしてみる。
学校の先生はもっと勉強した方がよい。
本当はすべての学問はすべからく面白いはずなのに、生徒が興味を持たないのって、教え方に問題があると思う。
生徒に面白いと思わせることができないのなら、それって先生と言わないんじゃないのかな。
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あきんど、ネットワークビジネスについて考える。
これは数年前の出来事。
お友達のお友達のお友達のおうち(つまり赤の他人様のおうち)のBBQパーティーに誘われて気軽く伺ったら、○ムウェイの講習を聞く羽目になった。
「楽してどんどんお金が入ってくれば良くない!?」
という話はじまりからして、生きていくのに必要なお金以上のものに執着がない私には結構どうでもいいっすけど。
動物占い話から海外渡航話まで、典型(帰宅後ネット検索した(笑))。
とても押しの強い方で、議論するのも面倒で適当に聞いていたらタジタジなるほど押してきた。
むーん。友達じゃないからこんなことできるんだな。
一応メッセージで
「君は君、我は我、されど仲良し」
と送っておいたけど、意味が分かってもらえたかしら。
分からなかったら武者小路実篤が草葉の陰で泣いちゃうよ。
ちきりんさんが前に書いていた面白いものを。
何かを得る、ということは何かを失う、ということ。
誰かを議論で打ち負かす、ということは、誰かに借りをつくるのと同義。
だと書いていて面白い。
○ムウェイ話以外は、8割セクハラ談義で、業界関係者ってこういう人が多いのか!?と疑問いっぱい。
こんな話って面白いのかな。
清純ぶるつもりは欠片もないけど、秘め事は秘めるから良いんだよ(笑)。
危ういところで帰ってへとへとだけど、BBQの肉の大半を我が腹に詰め込んだから良し(*^。^*)。
これぞまさしく食い逃げ。
やっぱり肉は好きな人と食べたい。
あきんど、祭りを考える。
黄金週間(ここはあえて「おうごんしゅうかん」とよみたい)には全国あちこちでお祭りがあると思うが、山口県下関市にも「海峡まつり」がある。
その中に「先帝祭」というものがある。
古くからある祭りで、源氏に追われて亡くなった安徳天皇を弔うお祭り。
安徳天皇の霊を慰める為に、
「じょうろう道中」
なるものがある。
おかんはこれをあきんどに「じょろう道中」と教えた。
じょろう道中と聞いたら「女郎道中」と漢字変換するよね?
あきんど「なんで『女郎』が安徳天皇を慰めるの?愛人?(安徳天皇、没8歳)」
おかん「知らん。かわいそうやったんやないん」
そんな理由で祭りになるか?
もちろん、違った。
「上臈(じょうろう)道中」
が正解。
上臈とは女官の役職のようで、難を逃れた女官が後に安徳天皇の霊を慰める為にお詣りしたのが始まりらしい。
でも上臈だっていつまでも生きてはいないし、その後は下関の遊郭の太夫さん(つまり、女郎(じょろう))がお祭りを引き継いだようで「女郎(じょろう)道中」だってうそじゃないのかもしれない・・・。
安徳天皇、8つにしてモテモテである。
今は踊りの先生や地元の女子大の子がやっているとのこと。
十二単着て、高下駄で外八文字(難しい!)で4キロ歩く。
もう、苦行にしか見えぬ。
安徳天皇もさぞや慰めるられただろう。
ところで。
下関へ行くなら、お供は、
亀の甲せんべい
と
ふく弁当
で決まり。
あきんど、緑を愛でる。
目に青葉 山ホトトギス 初鰹
ホトトギスの鳴き声を聴きながら青葉を見て、夕飯に初鰹を食べた。
何かいいことあるんだろうか。
3文くれるのか?
(それは早起き)。
この俳句、季語が3つもある。
夏がくるぞ!と主張してるんだろうか。
気っぷのいい江戸っ子が気に入りそうな、歌だこと。
写真の真ん中辺りの黄色いぽわぽわは栗の花。
この時期ならではの多彩な緑の中に彩りを添えている。
あ、栗っていったって、「どんぐり」もすくめ、すべて。
「どんぐり」
って、1種類ではない。
ブナ科のカシ、ナラ、カシワの実の総称。
ちなみ、あれは「果実」。種じゃない。
栃餅で有名なとちの実もこの仲間。
ちなみに、クリ以外のどんぐり類はかなり灰汁が多い。
そのまま食べたらえらい目にあう。←あった(+_+)。
栃餅はとても手間のかかるお菓子のはず。
教訓を活かし、素直に買う。
あきんど、たまに料理もする。エッグタルト・・・もどき。
汝の名は、おかん!11 おかんはだいたいナチュラルにヒドイ!
夏みかんの花が咲いた。
黄金週間(後半)の昨日、朝からしゃがみこんで草をむしっていたら、おかんが「丁度良かった」←よくない。と、植木を剪定しろと言ってきた。
草むしりを途中でやめ、剪定鋏で伸びた植木をわしゃわしゃ刈りだしたら、おかん、10分もせぬうちに石垣の草を先に刈れ、と言う。隣のおじさん(推定80歳)が刈ってるから、一緒に刈ってこい、と。
剪定も途中でやめ、石垣をよじ降りる(よじのぼるって言うけど、よじ降りるって言わないね??)。
※うちの裏は石垣があり、その前は田んぼが広がる。
おかん「昨日、そこにへびがいたの。赤やらなんやらの鎖模様の」
・・・マムシやん!!
降りた後に言うな(O_O)!
毒蛇がいる石垣に子を落とすおかん。
千尋の谷に突き落とす獅子より、ひどい。
いざとなったら隣のおじさんに言えというが、80越えた「最近体調が悪い」と言ってるじーさんを盾に逃げて許されるんかな?
ありがたいことにマムシは出ず、やれやれ。
石垣をよじのぼり、再び剪定。
ひたすら刈る刈る刈る。
終わったら這いつくばってむしるむしるむしる。
HPがなくなり最後には10センチの段差すら昇れず。
体、痛い!
うちの裏。
おかんに「茶を摘め」と言われ調子っぱずれに「夏もちーかづくはーちじゅうはーちや~」と歌って気づく。
あら、丁度八十八夜くらいじゃん(今年は5/2)。
摘んで揉んで干して、夕方飲んだ。これがほんとの生茶。
うまうま。
あきんど、本を読む。「いまの説明、わかりやすいね」と言われるコツ
あきんど、元々管理畑の人間。
が、関西転勤に伴い、営業もやる事に(というか全てやる事に)なった。
営業は人生において、一度もやった事がない。
お客様へ提案書を書いたこともなければ、取引会社とプロジェクト進捗管理を行ったこともない。
やったことのない事でもせねばならない。
ベンチャー企業というのはマニュアルがない。
その上、業務を分かりやすく説明できる人間もいない。
さすがに役員に
「それは、あきんどがハンドリングしなきゃ」
と言われ、キレた。
「ハンドリングとは具体的に何かをするのかを説明しろって言っとんじゃ!」
コントロールしろ、とかハンドリングしろ、とか
アホか!!!
と喉元まで出かかった。
モノゴトを言語化できない人のなんと多いことか。
しかも自分は分かった「つもり」の人のなんと多いことか。
おそらくこちらが何を問うていて、正しい答えが何かを頭の中で言語化できていないのだ。
なので返答が
「ハンドリング」
この人の下では人は育つまい、と思う。
まさか会社の役員にこの本渡して
「少し勉強したら」
とか言えるわけもない(・ω・)。
人を変える事はできない。
変えられるのは自分のみ。
まず自分自身が変わらなくては。
という訳で、腑に落ちる良い本。