妄想劇場。3 スシローバージョン。
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コメダ珈琲にリスペクトして、スシローバージョンを考えた。
男:ふー、もうこんな時間か。腹が減ったな。
男:たまには寿司でも食いたいな。そういえば、駅前にスシローがあったな。行ってみるか。
店員:いらっしゃいませー。ご予約ですか?
男:何?今時の回転寿司は予約がいるのかよ?
客A:おい、見ねぇツラだな。
客B:って、アイツまさかネット予約を知らないんじゃないか?
客C:マジかよ、このご時勢に来てから予約ナンバー取る奴がいるのかよ!
客B:おいおいボーヤ。今は21世紀だぜ。
客C:ダセエな。シーラカンスかよ。
店員:一名様ですか?
男:はい。
店員:カウンターでもよろしいですか?
男:はい。
店員:こちらの番号を取ってお待ちください。
客A:アイツ、待つ気だぜ。
客B:知らねーって怖えな。
客C:何分耐えらるかで、スシロー愛が知れるってもんだぜ。
客A:なに!?アイツ、カバンから文庫を出しやがった。
客B:このデジタル時代に紙の本!
客C:しかも、見ろよ! あれ、「走れメロス」だぜ!
客A:スシローの待合で、走れメロス!? で、出来る。
客B:普通の神経じゃ、こんなところであんなもん読めねえよ。
店員:番号128番のお客様ー。
客C:なんだよ、思いの外早く呼ばれやがったな。
客A:ネット予約と大差ないとかどんな理由だよ。
客B:おい、見ろよ!アイツの注文!
焼き鯖、炙りしめ鯖、しめ鯖。
客C:スシローきて、マグロも海老アボカドも頼まず、鯖尽くしかよ!?
客A:俺っちのシマをこれ以上荒らされちゃかなわねえ!
ガタッ!
・・・・・
続く。