ナニワあきんど1年生。

立派なナニワあきんどへのへぼへぼ道。

妄想劇場。3 スシローバージョン。

http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/4772062.html

 

コメダ珈琲にリスペクトして、スシローバージョンを考えた。

 

 

男:ふー、もうこんな時間か。腹が減ったな。

 

男:たまには寿司でも食いたいな。そういえば、駅前にスシローがあったな。行ってみるか。

 

店員:いらっしゃいませー。ご予約ですか?

 

男:何?今時の回転寿司は予約がいるのかよ?

 

客A:おい、見ねぇツラだな。

 

客B:って、アイツまさかネット予約を知らないんじゃないか?

 

客C:マジかよ、このご時勢に来てから予約ナンバー取る奴がいるのかよ!

 

客B:おいおいボーヤ。今は21世紀だぜ。

 

客C:ダセエな。シーラカンスかよ。

 

店員:一名様ですか?

 

男:はい。

 

店員:カウンターでもよろしいですか?

 

男:はい。

 

店員:こちらの番号を取ってお待ちください。

 

客A:アイツ、待つ気だぜ。

 

客B:知らねーって怖えな。

 

客C:何分耐えらるかで、スシロー愛が知れるってもんだぜ。

 

客A:なに!?アイツ、カバンから文庫を出しやがった。

 

客B:このデジタル時代に紙の本!

 

客C:しかも、見ろよ! あれ、「走れメロス」だぜ!

 

客A:スシローの待合で、走れメロス!? で、出来る。

 

客B:普通の神経じゃ、こんなところであんなもん読めねえよ。

 

店員:番号128番のお客様ー。

 

客C:なんだよ、思いの外早く呼ばれやがったな。

 

客A:ネット予約と大差ないとかどんな理由だよ。

 

客B:おい、見ろよ!アイツの注文!

 

焼き鯖、炙りしめ鯖、しめ鯖。

 

客C:スシローきて、マグロも海老アボカドも頼まず、鯖尽くしかよ!?

 

客A:俺っちのシマをこれ以上荒らされちゃかなわねえ!

 

ガタッ!

 

 

・・・・・

 

続く。