あきんど、遊郭へ行く!大阪・飛田新地
日本最後の遊廓、といわれるところが、大阪にはある。
飛田新地。
あきんどはまったく無知で知らなったが、
男性にとっては聖地として有名らしい。
遊郭での時間制が今だに残っているのか、時間は15分から。
線香一切り、と一緒。
※遊郭では線香1本で時間を図る。1本10分‐15分。
目的地は
飛田新地、
鯛よし百番。
飛田新地とは恐ろしいところで、女性が一人で街を歩けるようなところではなく、
歩いていると怒鳴られたりイチャもんつけられたりするらしい。←されてないけど。
が、唯一の錦の御旗がある。
印籠かもしれない。
それが、
「鯛よし百番」。
なんぞ言われても
「百番へ行く」
という印籠をかざせば、通れると。
今回の飛田新地・百番 はお友達一行でいったので、誰かに声をかけて同行を頼もうと思いつつ、結局仕事がたてこんで出発ギリギリまで誰にも声をかけられず、1人で現地へ向かう羽目に。
あきんど、怖がり。
とっても、怖がり。
空手、黒帯。
でも怖いもんは怖いんだもん。
モットーは「三十六計逃ぐるに如かず」。
怖いよう、怖いよう。
どこなんだよう。←方向音痴。
あれ、オカシイな。どう見てもただの住宅街だぞ。
保育園とかある。
ホンマにこっちなんかいな、Google先生!?
散々ネットで調べたので新地の雰囲気は分かっているのだが、
それらしきとこがどこにもない。
美女とおばちゃんの組み合わせとかどこよ。
??????
あれ?もう、近い?
塀がある。この向こうか!
塀の向こうへ行く入り口どこよ。
あ、あった。
あ、あそこにかの有名な百番が!
・・・なんと、一軒もお店の前を通らずにたどり着いてしまった。て
いうか、人っ子一人会わずに。
あんなに戦々恐々としていたのに。
ドラクエでいうところのダンジョンたらいうところへ入って、レベル上げの為に魔物に会わなきゃならないのに誰にも会えずに本丸に着いちゃった、みたいな切なさ。
どうやら、その手の通りを通ろうと思ったら、天王寺で降りてはならぬ。
動物園前で降りて歩くのが良いらしい。
あきんど、天王寺で降り、12番出口からあべのキューズモールの中を通り、イトーヨーカドーを抜けて百番へ向かった。
これだと飛田新地の真裏から入る形になり、
百番はそのほぼドン付きにある為、それらしきお店を一件も通らぬまま百番へ入ることになる。
ちなみに、ドン付き側は塀で囲まれている。(入れるところがところどころにある)
百番、お店自体が美術館のようでした。
本格すき焼き、美味しかった。
帰り道はメインロードへ。
出会いそびえれたイベントを拾いに。
大勢で。
写真、厳禁。
大勢だったからあまり怒鳴られたりしなかったけど(あまりね)、カップルだったら本当に怒鳴られるらしい。
「なにしにきた!」と。
あまり興味本位の冷やかしで行くとこにあらず。
冗談抜きで、ホントに、バービー人形みたいな美女ばかりいた。
なんでも、通りは
青春通り
美女通り
妖怪通り
年金通り
があるらしい。
通ったのは、青春通りと美女通り。
ビスクドールみたいな精巧な美しさの美女がライトアップされた中にいた。
行くのなら、本気の自由恋愛をどうぞ。