あきんど、病気になった。・・・かもしれない25 入院患者悲喜交々
あきんど、病気になった!・・・かもしれない、と言い出してから早何日?
肺に影が!
と病院から電話があってから右往左往。
肺の腫瘍切除手術を受けた翌日。
熱が下がらん。
身体が動かん。
ええ、こんなに!?
ってくらい、身体、動かない。
↑
今にして思えば、まだ麻酔が完全に切れてなかったからかもしれないけど、その時には
「肺切ったら、こんなになるんだ!!」と頭は驚きでいっぱいだった。
不思議なことに大して痛みはなく←今にして思えばまだ麻酔が切れてないから
全然動けないんだけど、お腹は空くし、ご飯はモリモリ食べられる。
一番最初の食事は恐ろしく質素だったが、それ以降は意外と工夫された頑張ってるお食事で、ウマウマ。
術後に自分で栄養価の高いものを三食作るのはなかなか大変なので、ありがたい。
同室の患者さんはご主人が毎日朝7時半に来て、夕食が出るまでいる。
仕事どうしてんだろうー、と余計な心配してたらあるとき奥さん(患者さん)がブチ切れた。
「オマエ、何、勝手に人が稼いだ金使ってんだ!!オマエも働いてこいやー!!」
と。
奥さんのお金でアレコレオヤツやらジュースやらを買って持ってきてるらしい。
髪結いの亭主???
この世はドラマでいっぱい。
怒鳴り合いになるけど、こっちも管だらけだし、止めることもできぬ。
ま、ま、穏便に。
入院、しかも思いもよらぬ手術直後、精神的に不安定になり暴言を吐く事もあると思う。
入院患者は悲喜交々。