ナニワあきんど1年生。

立派なナニワあきんどへのへぼへぼ道。

あきんど、祭りを考える。

shimonoseki.travel

黄金週間(ここはあえて「おうごんしゅうかん」とよみたい)には全国あちこちでお祭りがあると思うが、山口県下関市にも「海峡まつり」がある。

その中に「先帝祭」というものがある。


古くからある祭りで、源氏に追われて亡くなった安徳天皇を弔うお祭り。


安徳天皇の霊を慰める為に、

「じょうろう道中」

なるものがある。

 


おかんはこれをあきんどに「じょろう道中」と教えた。

じょろう道中と聞いたら「女郎道中」と漢字変換するよね?


あきんど「なんで『女郎』が安徳天皇を慰めるの?愛人?(安徳天皇、没8歳)」
おかん「知らん。かわいそうやったんやないん」


そんな理由で祭りになるか?

 

もちろん、違った。


「上臈(じょうろう)道中」

が正解。


上臈とは女官の役職のようで、難を逃れた女官が後に安徳天皇の霊を慰める為にお詣りしたのが始まりらしい。

 

でも上臈だっていつまでも生きてはいないし、その後は下関の遊郭の太夫さん(つまり、女郎(じょろう))がお祭りを引き継いだようで「女郎(じょろう)道中」だってうそじゃないのかもしれない・・・。

安徳天皇、8つにしてモテモテである。

 

 

今は踊りの先生や地元の女子大の子がやっているとのこと。


十二単着て、高下駄で外八文字(難しい!)で4キロ歩く。

もう、苦行にしか見えぬ。


安徳天皇もさぞや慰めるられただろう。

 

 

ところで。

下関へ行くなら、お供は、

亀の甲せんべい

ふく弁当

で決まり。

 

 

 

 


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あきんど、緑を愛でる。

目に青葉 山ホトトギス 初鰹

 

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ホトトギスの鳴き声を聴きながら青葉を見て、夕飯に初鰹を食べた。

何かいいことあるんだろうか。

3文くれるのか?

(それは早起き)。

 

 

この俳句、季語が3つもある。

夏がくるぞ!と主張してるんだろうか。

気っぷのいい江戸っ子が気に入りそうな、歌だこと。

 

写真の真ん中辺りの黄色いぽわぽわは栗の花。
この時期ならではの多彩な緑の中に彩りを添えている。

あ、栗っていったって、「どんぐり」もすくめ、すべて。

 

「どんぐり」

って、1種類ではない。

ブナ科のカシ、ナラ、カシワの実の総称。

ちなみ、あれは「果実」。種じゃない。

 

栃餅で有名なとちの実もこの仲間。

 

ちなみに、クリ以外のどんぐり類はかなり灰汁が多い。

そのまま食べたらえらい目にあう。←あった(+_+)。

 

栃餅はとても手間のかかるお菓子のはず。

教訓を活かし、素直に買う。

 

 

 


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あきんど、たまに料理もする。エッグタルト・・・もどき。

おかんにいわれ、つくった。
 
エッグタルト!!!
・・・に見えなくもない、なにか。
 
 
・・・おいしくない・・・。
何がいけないんだろう・・・・。
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バターがなくてオリーブオイル使ったことか?
卵黄入れろってのに、全卵にしたことか?
生クリームって書いてあるのに牛乳で代用したことか?
生地を寝かせろってのにすぐ焼いたことか?
 
・・・何もかも不味い原因だろうよ、それ。
 
 
 
型がなくてアルミホイルを折るのの虚しいこと。
 
 
おかん「へえこれがエッグタルトなん?」
あきんど「いや、ちがう!」
おかん「・・・何、作ったん?」
私「知らん」
 
教訓。
 
お菓子はレシピ通りに作れ。
 
てか。
結局。
買った方が、100倍うまい。

汝の名は、おかん!11 おかんはだいたいナチュラルにヒドイ!

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夏みかんの花が咲いた。

 

黄金週間(後半)の昨日、朝からしゃがみこんで草をむしっていたら、おかんが「丁度良かった」←よくない。と、植木を剪定しろと言ってきた。

草むしりを途中でやめ、剪定鋏で伸びた植木をわしゃわしゃ刈りだしたら、おかん、10分もせぬうちに石垣の草を先に刈れ、と言う。隣のおじさん(推定80歳)が刈ってるから、一緒に刈ってこい、と。

剪定も途中でやめ、石垣をよじ降りる(よじのぼるって言うけど、よじ降りるって言わないね??)。

※うちの裏は石垣があり、その前は田んぼが広がる。

 

おかん「昨日、そこにへびがいたの。赤やらなんやらの鎖模様の」

 

・・・マムシやん!!

降りた後に言うな(O_O)!

 

毒蛇がいる石垣に子を落とすおかん。

千尋の谷に突き落とす獅子より、ひどい。

 

いざとなったら隣のおじさんに言えというが、80越えた「最近体調が悪い」と言ってるじーさんを盾に逃げて許されるんかな?

ありがたいことにマムシは出ず、やれやれ。

 

石垣をよじのぼり、再び剪定。

ひたすら刈る刈る刈る。

終わったら這いつくばってむしるむしるむしる。

HPがなくなり最後には10センチの段差すら昇れず。

体、痛い!

 

うちの裏。

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おかんに「茶を摘め」と言われ調子っぱずれに「夏もちーかづくはーちじゅうはーちや~」と歌って気づく。

あら、丁度八十八夜くらいじゃん(今年は5/2)。

 

摘んで揉んで干して、夕方飲んだ。これがほんとの生茶

うまうま。

 

 

あきんど、本を読む。「いまの説明、わかりやすいね」と言われるコツ

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あきんど、元々管理畑の人間。

が、関西転勤に伴い、営業もやる事に(というか全てやる事に)なった。

 

営業は人生において、一度もやった事がない。

お客様へ提案書を書いたこともなければ、取引会社とプロジェクト進捗管理を行ったこともない。

 

やったことのない事でもせねばならない。

ベンチャー企業というのはマニュアルがない。

その上、業務を分かりやすく説明できる人間もいない。

 

さすがに役員に

「それは、あきんどがハンドリングしなきゃ」

と言われ、キレた。

 

「ハンドリングとは具体的に何かをするのかを説明しろって言っとんじゃ!」

 

コントロールしろ、とかハンドリングしろ、とか

アホか!!!

と喉元まで出かかった。

 

モノゴトを言語化できない人のなんと多いことか。

しかも自分は分かった「つもり」の人のなんと多いことか。

 

おそらくこちらが何を問うていて、正しい答えが何かを頭の中で言語化できていないのだ。

なので返答が

「ハンドリング」

 

この人の下では人は育つまい、と思う。

 

まさか会社の役員にこの本渡して

「少し勉強したら」

とか言えるわけもない(・ω・)。

 

人を変える事はできない。

変えられるのは自分のみ。

まず自分自身が変わらなくては。

 

という訳で、腑に落ちる良い本。

 

 

 

「いまの説明、わかりやすいね!」と言われるコツ

「いまの説明、わかりやすいね!」と言われるコツ

 

 

 

あきんど、本を読む。たった一人の熱狂

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読了。

これは755というsnsで見城さんがフォロワーからの質問にガチで返答していたものが本になっている。

その当時、見城徹千本ノック、と言われていた。

 

そもそも、755、とは、ホリエモンの囚人番号だったらしい。

出所してすぐにサイバーエージェントの藤田さんがホリエモンを迎え立ち上げた。

AKBとかがやりはじめ話題になったと思う。

正直、成功しているように見えないけど・・笑

圧倒的な特異性がないと、今使っているsnsから乗り換える理由がない。

 

最近もっぱらニュースはNewspicksを利用して見る。

色んな方のコメントがあるので特に海外ニュースなど、日本のマスコミは日和って書かないのか、と思うようなものの海外での反応などが分かって良い。

そのNewspicksに見城徹さんのインタビューが掲載されていて、本も読みたくなり手にした「たった一人の熱狂」。

 

面白い。

 

正直、古くさ!とかロートル、とか思う部分がないわけではない。

今、そのやり方じゃ通用しないよ、とも思う。

自慢話かよ、と若干鼻につく部分もある。

 

が、圧倒される。

 

圧倒的努力。

圧倒的結果。

やっぱり、すごい。

久しぶりに紙の書籍を読んだ。←今はもっぱら電子書籍なので。

 

幻冬舎は大好きな出版社だが、見城徹あってこそ。

見城徹以後、どう変革していくのか、楽しみ。

 

 

 

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

 

 

 

 

 

 

汝の名は、おかん!10

他行してうちに戻ると、庭が耕されていた。


「庭が耕される」

 

・・・我が実家は戦時中の疎開先のようである。

昨日まではそこここに雑草が芽吹く牧歌的な庭であったのに。

 


何事かとおかんに聞けば、

原因は

「ノビル」。

 

なぜか我が家の庭にはノビルが群生しており、おかんはこれが大嫌い。

成敗してくれる!

とクワを片手に庭中掘り起こしたらしい。

 

ノビルとは球根植物で、除草剤ごときでは死なぬそうな。


食べれるんだから、飢饉に備えて置いとけばいいじゃーん、と言っても聞く耳持たず。

掘り起こしている最中になぜかジャガイモがごろごろ出てきた、と不思議そうに言う。

 

あー!それはあきんどが埋めたジャガイモ!?


昨夏、おかんが入院前に倉庫で腐らせていたジャガイモをこっそりあきんどが庭に埋めたのだ。

田舎のゴミの回収は面倒で。

 

そんなに増えたんだ!?

さすが、ジャガイモ!


それこそ飢饉に備えて大事にしておくれ。

 

 

どうでもいいが、向かいの畑のおっちゃんから

「あんたんとこはイノシシが出たんかね!?」

と驚かれたそうな。


おかん、イノシシ並みに庭を荒らすのはやめてくれ。

 

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