汝の名は、おかん!12 おかんはちょいちょい罠をはる。
朝、煮リンゴを食べてむせた。
す、すっぱい!!腐った??
舌がしびれる酸っぱさだ。
身の危険を感じる・・・。
あきんど「おかん、煮リンゴが腐っとる!」
おかん「あらー間に合わんかったんやねー。昨日酢を入れたんやけどー」
おかん、煮リンゴに米酢をドバドバ入れたらしい。
勘弁して。
せめて黒酢とかまろやかな酢を入れようよ。
ていうか、米酢をそのまま口に入れた衝撃で、腐っている舌の痺れか、米酢の衝撃か分からんやん。
なに、これ。
おかんがあきんどを毒殺するために考え出した罠か!?
朝から脳天直撃の食事であった。
母の日にとバラの鉢植えをおかんにあげた。
「まだ」生きてる。
これから黒魔術師(おかん)の手にかかるが、たくましく生き延びておくれ。
山の竹が赤い。
昔おとんが「竹は何年かに一度赤くなって枯れる」と言っていた。
そういえば去年タケノコが豊作だった。
世代交代だろうか。